こんにちは！高木塾豊中駅前校（大阪府豊中市本町3-1-38キャロル豊中駅前201）です！
「塾に通わせているのに成績が伸びない」
「家ではなかなか勉強しない」
といった悩みを抱える保護者の方はとても多いです。
実は、塾に通うだけでは成績アップにはつながりにくい場合があります。
なぜなら、塾での学習をさらに定着させるためには、家庭学習とのバランスがとても大切だからです。
今回は「家庭学習と塾をどう両立させればいいか？」について、
保護者の方に役立つ具体的なヒントをお伝えします。
なぜ家庭学習が大事なのか？
塾では
✅ 授業で新しい知識を学ぶ
✅ 苦手分野を解説してもらう
✅ 問題演習で理解を深める
など、多くのサポートを受けられます。
しかし、塾に通うだけで成績が伸びない子がいるのは、
「塾で学んだことを自分の中で定着させる家庭学習が不足している」
ケースが多いからです。
特に中学生・高校生になると、週に何度かの塾だけでは演習量や暗記量が足りません。
学校の授業＋塾の授業＋家庭学習の「三本柱」で学力は安定します。
家庭学習と塾を両立させるための5つのポイント
では、具体的にどう両立すれば良いのでしょうか？
塾でも保護者様にお伝えしている 5つのポイント をご紹介します。
1. 「塾の復習」を家庭学習の軸にする
塾で学んだ内容を家庭で復習することが、成績を伸ばす最大の近道です。
「授業を受けっぱなし」にすると、理解したつもりでもすぐ忘れてしまいます。
授業の翌日までにノートを見返す 宿題は必ずやる 分からなかった部分をもう一度自力で考える
これを徹底するだけでも、学習の定着度が大きく変わります。
2. 家庭学習の時間をスケジュール化する
塾がある日・ない日で生活リズムが崩れる子どもは多いです。
だからこそ、家庭学習の時間を「固定のスケジュール」にすると両立しやすくなります。
✅ 夕食前に30分
✅ 塾から帰宅後に15分だけ復習
✅ 休日の午前中に1時間
など、「必ずこの時間は勉強する」と決めると習慣化しやすくなります。
3. 勉強の優先順位を整理する
塾の宿題・学校の宿題・テスト勉強など、
やるべきことが増えると「何から手をつければいいか分からない」とパンクする子もいます。
そのために
✅ 学校の提出物を最優先
✅ 塾の宿題を二番目に
✅ 余力で自分の弱点克服
と優先順位をはっきり決めるのがおすすめです。
保護者の方も一緒に「今日やることリスト」を書き出してあげると、
お子さんの負担感が大きく減ります。
4. 塾の先生と情報を共有する
意外と見落としがちですが、
塾の先生に「家庭学習の悩み」を相談するのはとても有効です。
例えば
「家でどうしても集中できない」
「宿題を後回しにしてしまう」
といった声は、塾の先生も大歓迎です。
保護者と塾が連携し、家庭での勉強状況を共有することで
塾側も子どもに合わせたサポートがしやすくなります。
5. 子どものモチベーションを守る声かけ
両立の鍵は、子どものやる気を折らないことです。
特に中学生以降は部活や友達関係などで気持ちが不安定になりやすいもの。
保護者の方は
✅ 取り組めたことを褒める
✅ 結果より努力を認める
✅ 時には休むことも許す
など、長期的な視点で声かけしてあげることが大切です。
無理に「もっとやりなさい！」とプレッシャーをかけると逆効果になりやすいので注意しましょう。
年齢別に見る家庭学習と塾の両立のヒント
学年ごとに、塾と家庭学習のバランスは少しずつ変わります。
ここからは小学生・中学生・高校生に分けてポイントを整理します。
小学生
小学生は「塾での授業を楽しいと思えること」が最優先。
塾の内容を家庭で一緒に振り返るだけでも十分です。
✅ 塾の宿題を親子で確認する
✅ 間違えた問題を一緒に考える
✅ 「わかったね！」と褒める
こうした関わりで、学ぶ意欲を高められます。
低学年なら毎日10分、
高学年でも30分程度の復習でOKです。
中学生
中学生はテスト対策が本格化します。
家庭学習での「定期テスト勉強」と塾の内容をどう連携させるかがカギです。
✅ テスト範囲を学校と塾で統一する
✅ 塾の先生にテスト目標を伝える
✅ 塾→家庭学習→学校でアウトプット
といった流れを意識しましょう。
さらに
✅ 部活のスケジュール
✅ 家庭での夕食やお風呂の時間
も含めて計画を立てると、無理なく続けられます。
高校生
高校生は自学力が問われます。
塾はあくまでも「分からないところを解決する場所」として活用し、
家庭では主体的に自分で学ぶ習慣を確立しましょう。
✅ 授業ノートを翌日必ず復習
✅ 週末にまとめて問題演習
✅ 苦手分野は塾の先生に質問
など、自分で計画を立てる力を育てることが大切です。
保護者の方は
「スケジュール通りに進んでる？」
「困ったことがあったら教えてね」
と見守る立場で声かけしましょう。
よくある質問：塾と家庭学習の両立Q&A
Q. 塾の宿題をこなすだけで十分ですか？
→ 答えはNOです。
塾の宿題は最低限であり、本当に理解を定着させるには「家庭での復習」も不可欠です。
Q. 家では集中できない場合は？
→ 時間を区切る・場所を変える・スマホを預かるなどの工夫がおすすめ。
どうしても無理な場合は、塾の自習室を積極的に活用してください。
Q. 塾と学校の進度が違うときはどうすれば？
→ まずは学校の進度に合わせることを優先しましょう。
その上で塾の先生に「ここが追いつかない」と伝えると柔軟に対応してくれるはずです。
まとめ：塾と家庭学習の両立が子どもの未来を変える
塾に通っているのに成績が伸びないと感じたときは、
家庭学習とのバランスを一度見直してみてください。
✅ 塾で学んだ内容の復習
✅ スケジュール管理
✅ 家族のサポート
この3つがそろうことで、塾の効果は何倍にもなります。
家庭学習と塾の両立は決して簡単ではありません。
でも、保護者の方が前向きにサポートしてあげるだけで
子どもは「自分を応援してくれる人がいる」と感じ、大きな励みになります。
もし
「計画の立て方が分からない」
「家での勉強の管理が難しい」
とお困りでしたら、当塾でも個別にご相談にのっています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
