こんにちは!高木塾豊中駅前校(大阪府豊中市本町3-1-38キャロル豊中駅前201)です!
「数学が苦手でどうしても点数が伸びない」
「計算ミスばかりで自信をなくしている」
そんな声を毎年たくさん聞きます。
数学は積み重ねの教科とよく言われます。
一度つまずくと、その先の単元に影響が出やすいのが特徴です。
だからこそ 正しい勉強の仕方 を身につけることがとても大切です。
今回は、計算・文章題・応用問題まで含めて
「どのように数学を勉強すれば良いのか」
を分かりやすく解説します。
保護者の方にもぜひ知っていただきたい内容ですので、参考にしてください。
なぜ数学が苦手になるのか?
そもそも、なぜ数学に苦手意識を持つ人が多いのでしょうか。
主な理由は以下の通りです。
✅ 計算でのミスが続いて自信をなくす
✅ 文章題を読んでも式を立てられない
✅ 解き方のパターンを覚えるだけで理解していない
✅ 分からないまま放置して次の単元に進む
つまり
「理解しないまま進む」→「さらに分からなくなる」
という負のループに陥るケースが多いのです。
このループを断ち切るためには
基本の理解 → 定着 → 応用
という順番で段階的に勉強を進めることが必要です。
数学の勉強で大切にしてほしい3つの基本姿勢
まず大前提として、どんなレベルの生徒でも意識してほしいポイントがあります。
1️⃣ わかるまで戻る勇気を持つ
→ 例えば中3の因数分解が分からないなら、中2の式の計算から復習する
→ 穴を放置すると絶対に後で苦しくなる
2️⃣ 自分の言葉で説明できるか確認する
→ 「なぜこう計算するの?」と自分に問いかける
→ 理解が浅いと説明できない
3️⃣ ミスの分析を必ずする
→ 「間違えた=ダメ」ではなく、「どこで間違えたか」を見つける
→ ケアレスミスを放置しない
この3つを守るだけでも、数学力は確実に変わります。
計算問題の勉強法
数学が苦手な人の多くは「計算が雑」「途中式を書かない」傾向があります。
計算は、すべての土台です。
✅ 必ず途中式を書く
✅ 見直しのタイミングを決める(解き終わった後に計算だけ見直すなど)
✅ 暗算に頼りすぎない
✅ 間違えた問題をもう一度やり直す
特に「途中式を書かない」クセがある生徒は、
見直しができずにミスを増やす原因になります。
途中式は「自分の考えのメモ」なので、必ず書く習慣をつけましょう。
また計算スピードを上げるには
✅ 同じ種類の問題をまとめて繰り返す
✅ 1問1問の時間を計る
というトレーニングが効果的です。
文章題の勉強法
文章題は「問題の意味がわからない」とつまずく人が多いです。
文章題を克服するには、次のステップを踏みましょう。
✅ 問題文を音読して、状況をイメージする
✅ 問題の条件に線を引く
✅ 必要な数字・キーワードをメモに抜き出す
✅ 式を立てるまでを一度言葉にして説明する
「問題を読んだだけで式を立てる」のは最初は難しいです。
必ず 言葉にする→式にする の流れを意識すると理解が深まります。
また、文章題は
✅ 速さ・割合・比
✅ 図形の応用問題
などテーマごとに頻出パターンがあります。
問題集を解くときも「同じテーマをまとめて練習する」と定着しやすいです。
応用問題の勉強法
基礎計算・基本的な文章題ができるようになったら、
応用問題に挑戦しましょう。
応用問題は
✅ 問題の条件が複雑
✅ 途中で場合分けが必要
など、一度解法を理解してもすぐ忘れてしまうことがあります。
そのため
✅ 解法の流れをノートにまとめる
✅ 同じ問題を数日後にもう一度解き直す
✅ 自分で「類題」を作ってみる
といった復習の工夫がとても大切です。
「1回解けたら終わり」ではなく
繰り返し解き直す
ことで、本当の力になります。
数学の勉強スケジュール例
ここで、1週間の数学勉強例を紹介します。
月・火:計算分野の確認(基礎) 水・木:文章題の演習(テーマ別に10問ずつ) 金:応用問題チャレンジ 土・日:今週の総復習、弱点の洗い出し
このように
✅ 計算
✅ 文章題
✅ 応用
をローテーションで回すと、偏りなく数学力がアップします。
保護者の方にできるサポート
数学は「苦手意識」を持ちやすい教科なので、
保護者の声かけやサポートもとても大事です。
✅ 計算ミスを責めない
✅ 「できた!」を一緒に喜ぶ
✅ 解き方を説明してもらい理解を深める
✅ スケジュール管理を一緒に考える
特に「どうせ無理」と本人が思い込むと手が止まります。
保護者の方は「ちゃんと頑張ってるね」と声をかけて、
前向きに学習を続けられるよう応援してあげてください。
よくある質問Q&A
Q. 計算練習は毎日やった方がいいですか?
→ はい。計算は毎日コツコツの積み上げが一番成果につながります。
Q. 文章題はどの問題集を使えば良い?
→ 学校のワークをしっかりやるのが基本です。
それでも難しければ塾に相談してレベルに合った問題集を選びましょう。
Q. 応用問題はいつから取り組めばいい?
→ 基本問題で7割以上安定して取れるようになったら応用に挑戦しましょう。
まとめ 〜数学は「積み重ね」と「自分の言葉」で理解する〜
数学は
✅ 計算
✅ 文章題
✅ 応用問題
と段階を踏んで積み重ねることが大事です。
一気に難しい問題を解こうとしても、土台が弱いとすぐ崩れてしまいます。
基礎に戻る勇気 自分で説明できる力 ミスの分析 を意識して、一歩ずつ取り組んでいきましょう。
もし「何から始めればいいかわからない」という方は、
塾や学校の先生にぜひ相談してください。
高木塾でも、一人ひとりの弱点に合わせたプランを提案できます。
「数学って面白い!」と思える瞬間が必ず来ます。
