【夏期講習で差をつける!押さえておくべき5つの大事なこと】

こんにちは!高木塾豊中駅前校です!

今回は夏期講習について。

夏休み。学生にとっては一年の中で最も長い休暇であり、思い出作りの季節でもあります。しかし、学びを止めることなく成長し続けたいと願う生徒にとって、夏は単なる「休み」ではなく、「自分自身と向き合う時間」でもあります。特に受験を控えた生徒にとって、夏期講習の活用は合否を分ける大きな要素となります。

では、夏期講習を本当に意味のあるものにするには、どんなことが大切なのでしょうか?今回は、夏期講習を最大限に活かすために意識しておきたい5つのポイントをご紹介します。

① 目標を明確にする:始まりの一歩は「なりたい自分」を描くことから
夏期講習に参加する前に、「何を達成したいのか」「講習を通してどうなりたいのか」をはっきりさせておくことが大切です。目標が曖昧なままでは、努力の方向性が定まらず、せっかくの時間も効果半減になりかねません。

たとえば、「英語長文で時間内に読み切る力をつける」「数学の関数分野で満点を狙えるようにする」といった具体的な目標を設定することで、学習にメリハリが生まれ、達成感も得やすくなります。志望校を見据えた長期的な目標と、講習中に達成可能な短期的な目標をバランスよく組み合わせると、より計画的に学習に取り組むことができます。

基礎の徹底と復習の習慣化:応用力の土台は“当たり前”を固めることから
「苦手を克服したい」「点数を上げたい」という思いから、つい応用問題や難問ばかりに手を伸ばしてしまう生徒も少なくありません。しかし、実はそれを支える“基礎力”こそが学力の本質です。

夏期講習は、これまで学習した内容をじっくり復習し、理解の抜けや曖昧な部分を補う絶好の機会。とくに数学や英語などの積み上げ型の科目は、土台が不安定だとその上にいくら知識を積み上げても崩れてしまいます。基礎の徹底と、定着度を確認しながらの丁寧な復習にこそ、未来の伸びしろが詰まっています。

時間の使い方をデザインする:自由な時間こそ戦略的に
夏休みは、学校の授業がなくなる分、自由な時間が大きく増えます。しかし、それは同時に「時間の使い方」が結果に直結するということでもあります。だらだらと過ごしてしまえば、あっという間に1日が終わってしまいます。

夏期講習で設定されるスケジュールを軸に、自習や家庭学習の時間も含めた“自分だけの学習計画”を立てましょう。午前はインプット中心、午後はアウトプット、夜は軽めの復習や読書、などと1日のリズムを決めると、集中力も保ちやすくなります。また、疲労の蓄積を防ぐために、休息時間や趣味の時間も計画に組み込むことが大切です。

苦手分野に真正面から向き合う:成績向上のカギは“避けない勇気”
多くの生徒が陥りがちなのが、「好きな科目」「得意な分野」に偏って勉強してしまうことです。もちろん得意を伸ばすことも大切ですが、全体の得点力を底上げするには、やはり「苦手の克服」が不可欠です。

夏期講習では、苦手分野を重点的に扱うカリキュラムや個別対応を受けられる塾も多く存在します。質問しやすい環境を活用し、避けていた単元や過去に苦しんだ問題にあえて挑戦してみましょう。理解できた瞬間の「わかった!」という感動は、自信にもつながります。苦手が減っていく実感が、秋以降の学習意欲にも好影響をもたらします。

モチベーションの管理も戦略の一部:気持ちをコントロールする工夫を
どんなに意気込んでスタートしても、毎日が講習と勉強の連続では、心が疲れてしまうこともあるでしょう。だからこそ、モチベーションを持続させる“仕組み”を自分なりに取り入れることが大切です。

たとえば、学習を達成できたらお気に入りのスイーツで自分をねぎらう、定期的に模試を受けて成果を可視化する、勉強仲間と成果を報告し合うなど、工夫次第で学びを楽しみながら続けられます。また、「うまくいかない日があってもいい」と自分に許可を出すことで、プレッシャーに押しつぶされず、長期的な視点で学びに向き合うことができます。

【さいごに】
夏期講習は、自分の未来に真剣に向き合う時間であり、努力の成果を積み重ねていく場です。今回ご紹介した5つのポイントは、どれも特別な道具や才能を必要としません。意識を変えるだけで、誰でもすぐに実践できるものばかりです。

“努力は裏切らない”という言葉がありますが、それは正しく努力できたときにこそ実感できるもの。夏期講習の期間を、ただこなすのではなく「意味ある時間」に変えることが、みんなの未来を輝かせる一歩になります。さあ、この夏、自分史上最高の成長を目指して一緒にがんばりましょう!

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